iTunes Connectに必要なスクリーンショットを生成するツールを比較してみた
アプリのバージョンアップ作業が一通り終わり、 さあiTunes Connectから申請という時にスクリーンショットの更新をしていないことに気づきました。
今回はメジャーバージョンとなるため、スクリーンショットは変えておきたい。
ただのスクリーンショットをアップするだけなら手間でもないのですが、ダウンロード数に影響するスクリーンショットは手を抜きたくない。
かといって僕のようなデザインができない人間には、スクリーンショットの用意が億劫になりがちです。
ということで、App Storeで表示するスクリーンショットを生成できるツールをいくつか比較してみました。
AppScreenshot
項目 | 内容 |
---|---|
ユーザー登録 | 注1 |
端末イメージ | iPhone,Android |
iPhone出力サイズ | 3in. 4in. 4.7in. 5.5in. |
テンプレート数 | 1種類 |
背景色変更 | 可能 |
背景色画像 | 不可 |
テキスト追加 | 可能 |
テキスト改行 | 不可 |
テキスト色変更 | 可能 |
フォント変更 | 可能 |
テキスト位置変更 | 可能 |
注1) ダウンロード時にメールアドレスの送信が必要。
ユーザー登録不要でシンプルに使えるサービスです。 まとめて作成するにはそれなりに手間が掛かりそうですが、お手軽に使えるところがいいと思います。
今回比較したなかでは唯一Androidの画面イメージがあるので、Androidアプリにも使えそうです。
DaVinciApps
項目 | 内容 |
---|---|
ユーザー登録 | 必要 |
端末イメージ | iPhone |
iPhone出力サイズ | 3in. 4in. 4.7in. 5.5in. iPad |
テンプレート数 | 複数選択可 |
背景色変更 | 決められた色から選択可能 |
背景色画像 | 不可 |
テキスト追加 | 可能 |
テキスト改行 | 3行まで |
テキスト色変更 | 不可 |
フォント変更 | 不可 |
テキスト位置変更 | 不可 |
ユーザー登録は必要ですが、予めデザインされたテンプレートを選べるのが特徴です。
最初にサイズを選んで、スクリーンショットを1つずつ作成する必要があり、 少々手間が掛かります。
基本利用は無料ですが、透かしが入ります。 透かしを取り除くには1枚1ドル掛かるようです。
個人的には少し使いにくい感じでしたが、他にはないiPad用のサイズがあるのは魅力的でした。
LaunchKit
https://launchkit.io/screenshotslaunchkit.io
項目 | 内容 |
---|---|
ユーザー登録 | 必要 |
端末イメージ | iPhone |
iPhone出力サイズ | 3in. 4in. 4.7in. 5.5in. |
テンプレート数 | 3種類 |
背景色変更 | 可能 |
背景色画像 | 可能 |
テキスト追加 | 可能 |
テキスト改行 | 可能 |
テキスト色変更 | 可能 |
フォント変更 | 可能 |
テキスト位置変更 | 不可 |
個人的に一番お勧めのサービスです。 自由度が高い上に作成したスクリーンショット5種類から3in. 4in. 4.7in. 5.5in.用のサイズをまとめて用意してくれます。
無料で使えて透かしなども特にはいらず、その上複数のプロジェクトを保存できます。
手軽に作るにはこの上ないサービスです。
2017年8月2日追記
残念ながら2017年7月31日でLaunchKitのサービスが終了しました。
しかし、オープンソースで公開されているので、 これを使えば利用可能です。
Vagrantで構築するので、少々ヘビーな感じはしますが、導入する価値はあります。
総評
個人的にはLaunchKit一択でいいかなと思います。
ただ、iPadのデザインがないためiPadはDaVinciAppsでつくるとかにするのがいいかもです。
デバイスサイズが増えて年々面倒になってきているスクリーンショットですが、 便利なツールを使って作業の負担を軽くしていきたいと思います。
ちなみにアニメアプリのアニマネはメジャーバージョンとなりました! ver3.0になってより便利になりましたので、アニメ好きの方にはぜひ使って頂きたいです。